case-246
事案の概要
あっせんの結果、相手方保険会社の提示額の約1.13倍の賠償が認められた事案
お住まい | 太田市 |
年代 |
20代 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
事故状況 | 信号機で交通整理のされている丁字路の直進路を直進していたところ、対向車線から突き当たり路に右折してきた相手方車に衝突され、受傷した。 |
後遺障害等級 | ー |
過失割合 | ご依頼者2:相手方8 |
当初提示額(人損) | ー |
当初提示額(物損) | ー |
解決額(人損) | 4,434万7,092円 |
解決額(物損) | 48万3,472円 |
交渉期間 |
2年6か月 |
お客様の声
保険会社にどなたか弁護士さんを紹介していただけないかお願いしました。そこでご紹介いただいたのが上野弁護士でした。
上野弁護士に状況を説明し、今後の賠償交渉をお願いしたいことをお伝えすると、上野弁護士は快くお引き受けくださいました。
通院終了後、上野弁護士は後遺障害申請をしてくださいました。後遺障害申請の結果、高次脳機能障害や顔に残った傷、鎖骨の変形が後遺障害に当たると認められ、併合5級という後遺障害が認定されました。
上野弁護士は、後遺障害の認定結果をもとに賠償額を計算し、相手方保険会社に提示くださいました。当方からの提示に対し相手方保険会社から示された賠償案を上野弁護士が検討してくださったところ、交通事故紛争処理センターというところへあっせんの申立をした方がもっと高額の賠償金が得られるだろうとの見解でした。
私としても、高次脳機能障害により集中力が続かなかったり、怒りっぽくなったりといった不都合を感じており、少しでも金銭で賠償してもらえるならその方がいいと思い、交通事故紛争処理センターへあっせんの申立をしていただきました。
交通事故紛争処理センターでのあっせん手続きの中で、上野弁護士は私が負った後遺障害に対する慰謝料は増額されるべきであるとか、過失割合は私が1割、相手方が9割とすべきであるといった主張を詳細にしてくださいました。そのうえで相手方保険会社と粘り強く交渉くださった結果、相手方保険会社も当方の主張をある程度受け入れてくださり、このたび、私の怪我に対する賠償として4434万7092円をお支払いいただくことで無事に示談が成立しました。もともと相手方保険会社から提示された額は3915万5147円でしたので、519万1945円も増額したことになります。
このような結果が得られたのも、ひとえに上野弁護士のご尽力のおかげと感謝しております。本当にありがとうございました。
弁護士の視点
本件では、ご依頼者の後遺障害等級が高く認定されており、仮に裁判での争いになった場合、裁判所では現状の後遺障害等級より低い認定がされる可能性があったことから、そのリスクを考慮し裁判提起はせず和解することとしました。
保険会社から初回提示された賠償額もそれなりに高額だったため、その賠償額からのアップ額は519万1945円に留まっていますが、弊所が後遺障害の申請からその認定、最終的なサポートをし、結果としては4434万7092円という高額の賠償額を得ておりますので、お客様には非常に満足いただけました。