case-148

交渉の結果、物的損害について当初保険会社から提示された額の1.14倍の賠償額が、人的損害について1.72倍の賠償額が認められた事案

 

事案の概要

 

お住まい

館林市

年代

20代

性別

女性

職業

無職

事故状況

信号停止中、後方から進行してきた相手方車に追突された

後遺障害等級

過失割合

当初提示額(人損)

86万3,990円

当初提示額(物損)

39万3,304円

解決額(人損)

 148万8,670円 62万4,680円の増額!

解決額(物損)

44万8,509円 5万5,205円の増額!

交渉期間

2年4か月

 

お客様の声

 

私は、信号停車中に追突事故に遭いました。
この事故で、私は頚椎捻挫の怪我を負いました。

事故当初、車の損害について相手方保険会社の担当の方とやりとりをしていましたが、なかなか話し合いが進まず精神的に疲れてしまいました。
家族の保険に弁護士費用特約が付いていたことから、保険会社を通じて上野弁護士をご紹介いただきました。

ご相談に伺ったところ、まずはしっかり治療をした上で、車の損害とあわせて相手方保険会社と交渉するという方針でどうか、と仰っていただきました。

車はすでに買い替えていたこともあり、私はアドバイスのとおりに進めていただきたいと思い上野弁護士に相手方保険会社との交渉をお願いすることとしました。

治療終了後、後遺障害の認定の手続きをしていただいた結果、残念ながら後遺障害には当たりませんでした。

その後、交通事故紛争処理センターというところへあっせんの申立をしていただきました。
交渉の途中で相手方側も弁護士さんを立ててきて、弁護士さん同士で話し合いが行われました。

私は主婦ではありませんでしたが家事労働をしていました。
しかし、相手方側は私の家事の休業損害については認めないと言ってきました。

また、相手方保険会社側は治療費の支払いを通院途中で打ち切ってきたため、私は健康保険を使って治療を続けていたのですが、その健康保険を使って治療をしていた部分についても事故とは因果関係がないと言ってきました。

そこで、上野弁護士は、健康保険を利用して通院していた部分について、自賠責保険に被害者請求をしてくださり、その結果、治療費の支払いがされました。

この結果をもとに、自賠責保険で事故と治療との因果関係を認めているのだから、任意保険の賠償においても認められるべきだと主張していただきました。
その結果、車の損害について44万8,509円、怪我について73万2,546円との内容で示談することとなりました。
自賠責保険から75万6,124円が先に支払われていたので、当初の相手方保険会社側からの提示額からすると、62万4,680円も増額したこととなります。

この賠償額は、家事労働に対する休業損害が認められたこと、また、健康保険を使って治療をした分の通院慰謝料も認められた額でした。
これだけの賠償が得られたのは、ひとえに上野弁護士のご尽力のおかげと感謝しています。
この度は大変お世話になりました。ありがとうございました。

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