case-243

事案の概要

あっせんの結果、相手方保険会社の提示額の約1.8倍の賠償が認められた事案

 

お住まい 館林市
年代

40代

性別 女性
職業 主婦
事故状況 信号機で交通整理のされている交差点を青信号で直進したところ、右方から赤信号無視で同交差点に進入してきた相手方車に衝突された
後遺障害等級
過失割合
当初提示額(人損) 83万6,427円
当初提示額(物損) 0円
解決額(人損) 152万4,120円
解決額(物損)

交渉期間

9か月

お客様の声

私は、夫が運転する車に同乗していました。
夫が、信号機で交通整理のされている交差点を青信号で直進したところ、右方から赤信号無視でこの交差点に進入してきた相手方が運転する車に衝突され、私は頚椎挫傷及び腰椎挫傷の怪我を負いました。事故後、約6か月が経ったころに、相手方保険会社が治療費の負担を終了すると言ってきました。その後、賠償案の提示がありました。相手方保険会社が提示してきた金額は約83万円でした。しかし、私は交通事故に関して全くの素人ですので、相手方保険会社が提示してきた金額が妥当な額であるかどうかわかりませんでした。幸いなことに弁護士費用特約が使える保険があったことから、どなたか弁護士さんを紹介していただけないか保険会社にお願いしたところ、上野弁護士をご紹介いただきました。


私は、上野弁護士に相談に伺い、事故の状況や事故後の相手方保険会社の対応などをお伝えするとともに、相手方保険会社から提示された額を見ていただきました。相手方保険会社から賠償案をご覧になった上野弁護士の見解は、弁護士に依頼すれば賠償金の額は上がるでしょう、というものでした。せっかく弁護士費用特約が使えることもあり、私は上野弁護士に相手方保険会社との交渉の一切を依頼しました。


上野弁護士は、私の依頼を受け、早速相手方保険会社から私の通院に関する診断書など、賠償額の計算に必要な資料を取り付けてくださいました。
上野弁護士は、資料をもとに計算した結果を踏まえ相手方保険会社と交渉してくださいましたが、なかなか折り合いがつきませんでした。そこで、上野弁護士は、交通事故紛争処理センターというところへあっせんの申立をして下さいました。


上野弁護士に依頼する前の段階で相手方保険会社が提示してきた賠償案では、通院期間について、相手方保険会社が治療費を負担していた約6か月間全部を認定していました。しかし、あっせん手続の中では、私の通院期間は最大限考慮しても3か月程度だとして、当初提示があった額より低い額しか認定できないなどと主張してきました。また、当初の提示案では家事の休業損害を認めていたにもかかわらず、あっせん手続では家事の休業損害は認めないとも主張してきました。
相手方保険会社の主張に対し、上野弁護士は、診断書の記載内容や裁判例をもとに通院期間が妥当であることや、事故に遭ったことで家事に支障を来したことから休業損害が認められるべきであることなどを詳細に主張してくださいました。

交通事故紛争処理センターでの担当弁護士さんはこちらの主張を相当と認めてくださったようで、私の怪我の賠償額として152万4120円との解決案を示されました。私としては、この額であれば示談しても良いと思っていました。ただ、相手方保険会社はあっせん手続きでもともと認定していた額よりも低い額しか認定できないと言っていたので、この案を承諾してくれるのかという心配がありました。

しかし、相手方保険会社も交通事故紛争処理センターの解決案を承諾するとのことで、無事に示談が成立しまいた。上野弁護士のおかげでこのように満足のいく結果が得られたものと思っています。この度はありがとうございました。

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