case-6
高次脳機能障害の障害が残った被害者について、1億円以上の賠償額が認められた事案
事案の概要
お住まい |
足利市 |
年代 |
50代 |
性別 |
男性 |
職業 |
会社員 |
事故状況 |
道路を横断中に自動車にはねられた |
後遺障害等級 |
2級1号 |
過失割合 |
ー |
当初提示額(人損) |
4,984万2,770円 |
当初提示額(物損) |
ー |
解決額(人損) |
1億3,425万6,440円(7,626万2,772円の増額!) |
解決額(物損) |
ー |
交渉期間 |
1年5か月 |
お客様の声
私の夫は、交通事故で瀕死の重傷を負いました。
手術の末、夫はかろうじて一命を取り留めました。
安堵したのもつかの間、お医者様から、夫は交通事故の後遺症で高次脳機能障害となり、今後の社会復帰は無理だとの説明を受けました。
私はケガが治るまで何ヶ月か休めばすっかり元の夫に戻るものとばかり思っていましたので、お医者様のお話を聞いてものすごくショックを受けました。
私は、この先の生活はどうなってしまうのだろうという不安で一杯になり、夜も満足に眠れませんでした。
この事故以降、夫はまるで子どものようになってしまいました。
仕事に行くことはもちろん、食事や入浴、着替えなどの日常生活上での基本的な行動すらできなくなっていました。
私はこれらの行動を根気よく教え、また夫も努力した結果、ある程度のことはできるようになりました。
しかし、自分で着替えをしたり、バランスよく食事を摂ったり、といったことまではできません。
私は小さな子どもを育てるように夫の世話をしてきました。
事故後の夫の姿を見るにつけ、命が助かっただけでもありがたいと思う一方で、やはり夫は昔とは違ってしまったんだと悲しみに暮れることもしばしばでした。
2年にわたる治療が終わり、後遺障害等級認定を受けたところ、夫は2級1号と認定されました。
認定結果を受けて、相手方保険会社が賠償額を提示してきました。
その額は4,984万2,770円でした。
私にはこの提示額が本当に妥当なものか判断がつきませんでしたので、夫が契約する保険会社に相談いたしました。
担当の方は、弁護士さんに依頼した方がいいだろうとアドバイスをくださいました。
そこで、上野弁護士をご紹介いただき、夫の損害賠償請求について依頼することにいたしました。
上野弁護士が入って下さったことで、相手方保険会社は5,799万3,668円の提示をしてきました。
上野弁護士のご説明では、裁判をすればもっと高額の賠償を得られるだろうということでした。
いくらお金をもらったところで夫は元通りにはなりませんが、きちんと賠償いただければ、それだけ将来への不安も軽減できます。
私は、上野弁護士に裁判を起こしていただくことをお願いしました。
裁判では、夫の損害賠償だけでなく、私が受けた精神的苦痛に対する慰謝料も請求していただきました。
裁判の末、夫婦合わせて1億3,425万6,440円もの賠償額を受け取ることができました。
訴訟前と比べると7,626万2,772円もの増額となりました。
私だけではとてもこれだけの賠償額を得ることはできませんでした。
十分に賠償していただいたおかげで、今後の生活に対する不安はだいぶ解消されました。
今後も、夫とともにこれからの人生を歩んでいきたいと思います。
専門家である上野弁護士に依頼して本当によかったと思っています。
ありがとうございました。