case-19

後遺障害等級14級9号が認められ,賠償額327万円を得られた事案

事案の概要

 

お住まい

大泉町

年代

40代

性別

男性

職業

会社員

事故状況

加害者が運転する車両が信号機のない交差点の優先道路を直進中、右方から交差点に進入してきた加害者が運転する車両に衝突された

後遺障害等級

14級9号

過失割合

当初提示額(人損)

当初提示額(物損)

18万4,500円

解決額(人損)

327万1,295円(自賠責保険から支払われた後遺症慰謝料、労災保険からの給付金を含む)

解決額(物損)

28万3,833円 (9万9,333円の増額!

交渉期間

1年5か月

お客様の声

私は、 出勤途中に自動車を運転中、相手方の車に衝突され、頸部挫傷、腰部挫傷、腰背部挫傷などの怪我を負い、2週間の入院を余儀なくされました。
退院後も仕事に復帰できない程強い首や腰の痛みが続いていたため、通院を続けていました。
また、私の車は事故で壊れてしまい乗れなくなってしまいました。

相手方の弁護士は、今回の事故について私にも1割の過失があるから、車の損害については、車両時価額の9割で示談したいと言ってきました。
また、事故から5ヶ月ほど経ったころ、私の怪我が症状固定の時期に来ていると言ってきました。
私としては、まだ通院し治療を続けたいと考えていましたし、過失割合についても弁護士さんが言うことが本当に正しいのかという疑問がありました。
ただ、私は素人ですので、弁護士相手に自分で交渉するには限界があると感じていました。

そこで、自分も弁護士にお願いしようと考え、インターネットで近隣の弁護士さんを探したところ、上野弁護士の存在を知りました。
私は、早速相談に伺い、事故の状況と現在も通院中であることなどをお話しました。

上野弁護士は、過失割合については私にも1割程度の過失はあるだろうと仰いました。
ただ、車の損害に関しては、車両の時価額だけでなく、新しく購入した車の消費税分など相手方に請求できるものがほかにもあると仰いました。

また、私は、今回の事故のために働けなくなっていたことから、相手方の保険会社から休業補償を受け取っていました。
しかし、相手方は私が症状固定の状態にあると考えていましたので、今後の休業補償を支払ってくれない可能性がありました。
私はまだ仕事に復帰できる状態ではありませんでしたので、休業補償を打ち切られてしまうと大変困ります。
このことを相談すると、上野弁護士は、労災に休業給付の申請をするのが良いだろうというアドバイスをくださいました。

私は、相談に伺ってみて、上野弁護士ならば信頼できると思い、相手方弁護士との交渉をお願いすることにしました。
上野弁護士が意見書を書いてくださったおかげで労災への休業給付の申請も無事に通り、私は治療に専念することができました。

私は、約9ヶ月間治療を行いました。残念ながら私の怪我は完治しませんでしたが、14級9号の後遺障害等級が認定されました。
上野弁護士は、後遺障害等級認定の申請に当たって、私の症状に関する詳細な意見書を書いてくださいました。そういったご尽力もあり、後遺障害等級の認定が得られたのだと思っています。

私の怪我に対する賠償について、相手方弁護士から調停の申立がありましたが、調停では話し合いがつきませんでした。
そこで、上野弁護士は、問題解決のため、紛争処理センターのあっせん手続を利用することを提案されました。
裁判では長く時間がかかるため、紛争処理センターの方がいいだろうと判断されたということでした。

あっせん手続はわずか2回の期日で当方の請求がほぼ認められる結果となりました。
私は、裁判よりも時間がかからないとはいえ、もう少し決着までに時間がかかるだろうと思っていましたので、こんなにも早く示談できたことに驚きました。
賠償額についても、ほぼ当初の請求どおりの金額を支払ってもらえましたので、大変満足しています。

また、車の損害に関しても、相手方弁護士から提示があった額より約10万円ほど高い金額で示談することができました。
自分だけでは車両時価額以外にも請求できるものがあることは分からないままだったと思います。

このような結果を得られたことにとても満足しています。
また何か困ったことがあった時には上野弁護士に相談に伺いたいと思っています。本当にありがとうございました。

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