case-162

後遺障害等級12級が認められ、交渉の結果、当初保険会社から提示された額の2倍の賠償額が認められた事案

事案の概要

 

お住まい

足利市

年代

60代

性別

男性

職業

パート

事故状況

通勤中、突如後進してきた相手方が運転する車両に衝突され受傷した

後遺障害等級

12級

過失割合

当初提示額(人損)

200万円

当初提示額(物損)

解決額(人損)

400万円

解決額(物損)

交渉期間

2年2か月

 

お客様の声

 

私は、派遣先の会社で仕事中に、相手方が運転する車両に轢かれ、左鎖骨の剥離骨折等の怪我を負いました。
仕事中の事故だったので労災事故として取り扱われることとなりました。

治療が終了しても痛みが残ってしまい、労災から12級の後遺障害との認定を受けました。
労災から一定の補償は受けられたものの、私としては事故の相手方からきちんとした賠償を受けたいと考えておりました。
どうしたらいいか悩んでいたところ、私の車の保険会社さんから上野弁護士をご紹介いただきました。

ご相談に伺ったところ、上野弁護士は、まず、相手方が勤務する会社に対し私の損害を請求していただきました。
相手方が勤務する会社は、200万円の支払いで和解してくれないか、という提案をしてきましたが、到底納得できる話ではありませんでした。

すると、相手方だけでなく、相手方が所属している会社や、私の派遣元の会社、さらに派遣先の会社にも事故の責任を追及する内容の裁判を起こしていただきました。

相手側は、私が本来歩行すべきではないところを歩行していたために事故にあったなどと、私に事故の責任があるかのような主張をしてきました。

上野弁護士は、私には落ち度はないことはもちろん、相手方運転者がきちんと後方を確認してから車をバックさせる義務があったことや、相手方が勤務する会社に相手方が安全に気を付けて運転するよう指導すべき義務があったことなどを粘り強く主張してくださいました。

その結果、相手方側から400万円を支払ってもらう内容の和解が成立することとなりました。

上野弁護士にはとても感謝しています。この度は大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。

前の記事

case-161

次の記事

case-163